アフティビの癌闘病日記

令和3年8月、下大静脈塞栓の重篤な合併症である肺塞栓で入院。大静脈に血栓の流れを止める為のIVCF(下大静脈フィルター)留置術を行う。10月に精巣原発胎児性癌・後腹膜転移と診断、泌尿器科にて化学療法を施行。EP療法を3コース、VIP療法を1コース施行。翌年2月、後腹膜リンパ節郭清術・高位精巣摘除術を経て後遺症が残るも予後良好で現在に至るまでの日記です。

胎児性癌になるまでの話(その6)

9/7(火)入院9日目

今わかった症状

痛み止めが効いてか、ヘパリンが効いてか、夜は比較的痛みもなく熟睡出来た感じ。先生に検査結果聞いた。以下の通り。

 

◼️心臓◎

流れは全く問題なし

血栓も見当たらなかった

負担もかかっていない

心臓は心配しなくていい


◼️肺△

肺が色んな痛みでてるのは、血栓を溶かす薬がどんどん効いてる証拠。痛み止めをだすので、それをのんで乗り越えて。痛みがなくなったら溶けた事になる。溶けるまでもう少しかかるから頑張れ。と

今日は検査も無し。あとは薬が効いてくるのをただひたすら待つだけの状態になった感じかな?

夕方、ヘパリン5.6にした。

 

入院してわかったこの病院の1日のタイムスケジュール
6:30定期検診

7: 15朝食

8:25排泄回収

8:45着替え

9:10主治医回診

11:30定期検診

11:50掃除

12:10昼食

13:37ゴミ回収

14:45定期検診

16:50定期検診

18:10夕食

20:15定期検検診

夜中はだいたい1時間に1回様子を見に来てくれます。懐中電灯で顔を照らされます。その度に起こされるんですけどー。


9/8(水)入院10日目

夜中の左肋骨の激痛が酷い。主治医の先生にそのことは伝えた。さらに強い痛み止めも出せるからと言う話だけ。楽になるなら何でもいいからやってくれ〜。

その日の夜に骨髄液採取してくれたW先生が来て話してくれた。髄液はきれいそのものだが、LD値が800を超えた。悪さをしてる原因が他に何かいるかもしれない。とりあえず次回のCTは9/13予定なので、それまではヘパリンだけ。そこでまたCTを見てから今後の話になります。と言ってた。現時点で体調は良い。ちなみにLD値の基準値は115〜245単位。それが800って・・・。

息苦しさはまだ変わらず…。

そして最近どんどん体重減ってきた。75kgあった体重が入院10日で72kgまで減ってきた。ベットに寝てるだけだし、ご飯も病院食だし。体重が減る=筋肉が減ってきている…?


9/9(木)入院11日目

あの苦しみ再び

朝5時、トイレに行こうとベッドから立った途端に呼吸困難。すぐに酸素マスクして収まるのを待つ事1時間…苦しかった。あと何回これが続くのか。やはりきっかけは「立つ」事?そしてお昼前に熱が上がり38℃超え、さすがに熱下げる薬を処方。心配数も100から下がらない…。午後にはなんとか落ち着いた。循環器の先生による心臓エコー検査を行う。なんか血栓の先を見つけたとか嬉しそうに話されたけど、詳しく教えてもらえなかった。

看護師さんによる血液検査×2、尿検査、痰検査、点滴箇所打ち替え実施。

15:00、ようやく全て体調が安定してきた。15:45、主治医の先生が来て明日は結局CTやって、結果次第でもっと強い溶ける薬をだすかもしれないと。明日は朝ご飯無しです。