1/4(火)化学療法開始85日目
採血してから朝イチ皮膚科へ。
問診で腹部の傷を診てもらい、もう大丈夫だね、治るまで2週間、自分で薬も塗れるようならとOKをだしてくれた。
その後主治医のI先生が、ちょくちょくきて退院の前に、やっぱりヘモグロビンが低下してるから輸血してからの方がいいと勧められてそのまま今日も2本輸血。
退院は明日、1/5の15時頃に決定ー!
ようやく…!
そして最後に来てくれました助手のW氏、もちろんアイスの実を買ってきてもらった!(笑)
そして親友Mには入院中最後のお礼をした。
そしたら何!明日から4ヶ月ぶりに新しい仕事だって?
私の入院期間中、丸々休んで育児だったのか?(笑)
本当かどうかはいいとして、親友Mの毎日の楽しいやりとりがあったからこそ抗がん剤治療を乗り越えられと言っても過言ではない。
ありがとう。
伊勢神宮の御守りをわざわざもらいに行ってくれた従兄弟に感謝。
行田神社から癌封じの御守りを送ってくれた友達2人に感謝。
家族、親族、心配してくれたすべての方々に感謝。
癌を治してくれた全ての病院関係者に感謝。
今思うと、
1クール目の抗がん剤治療の時は、点滴を始めると「抗がん剤の味」を感じるようになりました。
先生と看護師さんは「味や痛みは治療が終わればよくなると思います。もう少しだから頑張ってください」と言ってた。
ただ、先生はそれまで「抗がん剤の味を感じる」という患者の訴えを聞いたことがなかったそうだ。
抗がん剤を投与してる間はなんともないのですが、投与開始から10日経つと始まる白血球の減少。
これが契機で熱が上がり、不眠となり、味覚障害があり、便秘となりながらも「抗がん剤がよく効いている、抗がん剤ありがとう」と祈りながら点滴を受けていました。
こんなつらい治療も、終わってみると気持ちも変化します。
4クールの治療が終わり、すべての要所で優しく接してくれた受け持ち看護師さんがいてくれたことは本当にありがたいことでした。
いつも最初に「どうですか?」と声をかけて、話を聞いてくれたことは、安心して治療を受けることにつながりました。
治療の度に聞きたいことがあり、分かっていることでももう一度受け持ち看護師さんに説明してもらうと安心、納得できたのです。
「令和3年8月、下大静脈塞栓の重篤な合併症である肺塞栓で入院。
10月に精巣原発胎児性癌・後腹膜転移と診断、泌尿器科にて化学療法を施行。
BEP療法を4コース施行」完了
もう思い出すとキリがない。
1/5(水)化学療法開始86日目
ついに退院!
ここから先は家に戻り。2/2の手術に備えて万全の体調作りをしないと!
ただ、ベッド生活が長かった為か、動いただけですぐに疲れる。
今まで家の手伝いとして自分が動いていたことが、何一つ出来ない。
現時点の副作用といえばー
①息切れ
②不眠
③高血圧
④左首筋の付け根の痛み
⑤風呂上がりの頭部の冷えと痛みあり
⑥味覚障害(豚肉絶対無理!)
・・・くらいかな。
白血球も赤血球も安定してるからふらつきも何もない。
食欲もある。
飲んでる薬は
①イグザレルト
③痛みがでたら飲むロキソプロフェン
2/2の手術に向けて。
1/31に入院し、食事制限して血液サラサラの薬を1日止めて手術に臨む。
次回
「後腹膜リンパ節郭清術・高位精巣摘除術」