アフティビの癌闘病日記

令和3年8月、下大静脈塞栓の重篤な合併症である肺塞栓で入院。大静脈に血栓の流れを止める為のIVCF(下大静脈フィルター)留置術を行う。10月に精巣原発胎児性癌・後腹膜転移と診断、泌尿器科にて化学療法を施行。EP療法を3コース、VIP療法を1コース施行。翌年2月、後腹膜リンパ節郭清術・高位精巣摘除術を経て後遺症が残るも予後良好で現在に至るまでの日記です。

胎児性癌になってから(クリスマスを迎えることができました)

 

12/23(木)化学療法開始73日目

4クール)体重67.7kg↓  チョイ回復傾向

 

朝の回診でいつもの腹部の洗浄、先生によって傷口に綿をグリグリやるので、痛いから嫌なんだよなぁ。

 

そして白血球皮下注射。

 

今日は3日ぶりにシャワーした。

 

泌尿器科には患者に一歩踏み込んで話をしてくる看護師さんがいる。

 

今こうしてほしいと思ってる時にズバリ言い当ててくる、そんな看護師さんです。

 

自分が年末年始の治療計画を先生から言われていないことに対して、主治医の先生に「早くあの患者さんに年末の治療計画を伝えてあげてください。気にしてますから!」とズケズケと聞いてくれたり、「なんでも聞きたいことを聞かないとダメよ!」って言ってくれたり。

 

寄り添う看護師とはまさにこの人の事を言うのかなぁ。いつも良くしてくれてありがとう。

 

12/24(金)化学療法開始74日目

(4クール)体重67.5kg↓

 

体重が減りに減って、自己ベスト!理想の体重まで減ったー!(笑)

減ったのは筋肉ですけど…。

 

朝食後、看護師Tさんから「おっきい人がコレ置いてったっけよー」って。

 

ついこの間まで同じ病棟に入院してたゴルフ仲間の人からの差し入れでした。

 

ありがとうございます😭

 

向こうも退院したのに頻繁に通院しないといけないらしい…。

 

中身は…ケーキ!クリスマスプレゼントだー!

いただきますっ

遠くからわざわざ持ってきてくれたんですかっ。感謝だー。

 

話は変わって、主治医の先生が考えている「2月CT検査」なのが納得ができない。

 

今まで1クール、2クール、3クールの抗がん剤治療が終わってからすぐCT検査で効き目を確認してくれていたのを、あえて2ヶ月も先延ばしにするの?

あまりに乱暴では?

意図と経緯の説明を望む。

 

12/25(土)化学療法開始75日目

4クール)体重67.5kg→  貧血傾向

 

今日も白血球の皮下注射あり。

 

朝の回診で主治医のA先生だったので、昨日聞きたいと思っていたCT検査先延ばしの事を聞いてみたらしっかり説明があった。

 

・年末に一度退院して、2月2日にCT検査予定。

・それまでは自宅で過ごしていていい。

・治療計画として、CT検査後最終手術を行う(手術が前提になった💧)

 

つまり、2022年の1月の1ヶ月間は、退院して万全の体調を整えて、それから大手術という最終決戦に繋げると、こういうシナリオみたい。

 

4クール目の抗がん剤治療(イフォスファミド)は、薬を変えたのが大きく効いているのが採血結果(腫瘍マーカー)から確認されたらしい。

 

今、4クールを終わってすぐCT検査しても意味がない。

 

抗がん剤治療を継続するより、いっそ手術して壊死した腫瘍なのか、そうでないかを確かめる為の手術をした方がいいと言う事でした。

 

納得できました。

 

すぐに家族に報告。

いとこと双子の姉にもメールした。

 

今日はクリスマスの日。夕食になんと!

ごちそうさまでした〜!

 

その日はローソンに買い物とシャワーにも行けた。

 

入院生活もだいぶ慣れてきたなあ。

 

生きててよかった〜。