アフティビの癌闘病日記

令和3年8月、下大静脈塞栓の重篤な合併症である肺塞栓で入院。大静脈に血栓の流れを止める為のIVCF(下大静脈フィルター)留置術を行う。10月に精巣原発胎児性癌・後腹膜転移と診断、泌尿器科にて化学療法を施行。EP療法を3コース、VIP療法を1コース施行。翌年2月、後腹膜リンパ節郭清術・高位精巣摘除術を経て後遺症が残るも予後良好で現在に至るまでの日記です。

胎児性癌になるまでの話(その13)

9/28(火)入院29日目

一回の睡眠時間が長くなりつつある。

21:30〜3:50までの6時間は寝れた。

今朝は検尿あり。

血圧170/100はちょっと高め。

採血とレントゲンあり。

日勤担当:看護師Hさん。

採血で看護師:Sさん。

主治医にI先生と女性の先生が担当になった。

午前中はヒマだと言う看護師:Sさんに、洗髪と足洗ってもらった♨️ありがとう。

夕方の回診、大御所のT先生も一緒に来て「もう院内のコンビニやスタバに自由に行ってもいいよと言われた。うれしい事は早速妻に連絡。

一時帰宅もそう遠くないと思い夜勤担当看護師:Sさんに相談してみる。

そう、腫瘍の正体がわかるまではまだまだ入院。だから今はまだ一時帰宅という形のみ。ついでに指の酸素濃度計をはずしてくれた。

9/29(水)入院30日目

今朝の血圧179/95。

日勤担当看護師:Hさん。早速スタバの事言われて少し恥ずかしい…看護師みんなで共有してたみたい(汗)。

よっぽどスタバに行きたい人だと思われたに違いない。

朝の回診は循環器科のO先生(女性)。病院麻薬フェンタニルの点滴を減らしてみて、何も痛みがなかったら止めましょうと。ええ、痛みはもうありません!なので即外しましたとも!今までの主治医K先生に変わり、心臓エコーを見てくれるのもこのO先生。

↓お昼は念願の麺、卵とじうどん。

f:id:k131zetu:20220806103913j:image

病院食は完全にカロリー計算されているから、太らない。食べて痩せるにはもってこい!?その代わり筋肉はものすごいスピードでなくなっていきます。

15:00、看護師:Hさんに車椅子でスタバに連れてってもらった。

ついでに、ほんの少しの時間、玄関の外へ連れてってもらった。1ヶ月ぶりの外の空気…。

スタバでは念願の「甘い飲み物」チャイチョコレートフラペチーノを購入。

f:id:k131zetu:20220806103818j:image

↑満足。

夕方、ついに痛み止めの点滴フェンタニルを外した。あとは生理食塩水の点滴だけ。

先生の早め回診の話の中で、一時帰宅は4階循環器科ではあまり無い事例と言われ少し複雑…。


9/30(木)入院31日目

血圧158/90。

朝イチ、看護師:Hさんに点滴を外してもらった。

1ヶ月ぶりの腕フリー!両腕に何も付いてない…これで元通り、楽だ。

回診で研修生を2人紹介された。これからこの研修生が色々お世話してくれるそう。若い医者の卵、こちらこそお世話になります。

日勤担当看護師:Kさんより、携帯型の心電図モニターをつける事で、館内を自由に動いていいとのこと。よし、緑と赤と黄色のパッチを体に貼って、スイッチオン!機械を首からぶら下げて、さあ歩きまわろうか。

行動範囲が広くなった。