アフティビの癌闘病日記

令和3年8月、下大静脈塞栓の重篤な合併症である肺塞栓で入院。大静脈に血栓の流れを止める為のIVCF(下大静脈フィルター)留置術を行う。10月に精巣原発胎児性癌・後腹膜転移と診断、泌尿器科にて化学療法を施行。EP療法を3コース、VIP療法を1コース施行。翌年2月、後腹膜リンパ節郭清術・高位精巣摘除術を経て後遺症が残るも予後良好で現在に至るまでの日記です。

呼吸困難の深刻な症状

■2021/8/19

この時の症状

・少し動いただけで息苦しい

・安静でも深呼吸すると胸が痛い

・喉の左側から左胸にかけて痛い

・冷や汗が出る

・熱が上がる(12時間に一度くらい)

・便が黒く下痢で1日に3度出る

・咳や痰は出ない

・痛みが日増しに強くなる

 

■2021/8/25

近くの循環器内科クリニックに行って血液検査をしてもらうことに。後で家族にも言われたことなんだが、なぜそこで循環器内科を選んだのか?と。

家族への説明は「近場でなんとなく」とはぐらかそうと思っていた。

しかし、そこでまさかの出来事。

小学校時代の同期生が看護師として働いていた職場だった。

お互い「あっ!久しぶり〜」

20代にも色々と交流があったが、最近は仕事の都合なんかで疎遠になっていたけど、元々はお互いに色々なことで相談もできた間柄。なもんだから症状と原因を隠すことなく説明。まずは血液検査をすることに。

 

γ-GTP 600•••!?

 

肝臓に異常、あるいは何らかの血液異常らしい。

肝臓ってことはアルコール、つまりお酒の飲み過ぎってこと?確かに8月は暑くて晩御飯では毎日、日本酒の冷酒を飲んでいたが、盃で2杯ほどの嗜む程度だったはず。その事も診察で伝えたが、やはり引っかかる。γ-GTPの基準値は 50 以下。今回の血液検査の数値で出たのは600超え。 

とりあえず薬出すから様子みてみよう。と3日分の薬を処方される。

この時もだいぶ呼吸がしんどくて、クリニックの受付看護師さん達から気をつかってもらい、あまり動かなくてもいいように車の中で待ってて、薬も車まで届けるからとのありがたい対応をしてもらった。

それにしてもまさかここに小学校からの知り合いがいるとは。今の症状を相談しやすかったのと、近況確認ができて、何となく気が楽になった感がある。

 

この点も踏まえて家族に循環器内科を選んだ理由として「小学校の◯◯が働いてるクリニックがいいから診てもらいに行った」ということにした。

 

薬を飲むもまだ息苦しさは変わらない・・・。