アフティビの癌闘病日記

令和3年8月、下大静脈塞栓の重篤な合併症である肺塞栓で入院。大静脈に血栓の流れを止める為のIVCF(下大静脈フィルター)留置術を行う。10月に精巣原発胎児性癌・後腹膜転移と診断、泌尿器科にて化学療法を施行。EP療法を3コース、VIP療法を1コース施行。翌年2月、後腹膜リンパ節郭清術・高位精巣摘除術を経て後遺症が残るも予後良好で現在に至るまでの日記です。

胎児性癌になってから(白血球減少からの高熱)

10/21(木)抗がん剤投与後10日目(1クール)

〜白血球不足中〜

やらかしたっ!

見事に一睡も出来なかった💧

電動ベッドの角度を頭側15度、足側25度にすると眠れるというのが判明して、実践したものの結局眠れない!しかも大部屋あるあるで、隣の患者が21時消灯でテレビもダメってなってるのにつけてるもんだから、天井にテレビの明かりが反射して気になってさらに眠れない!!

もちろんさりげなーくナースコールして、消してもらうように促す。

もう気になって気になってしょうがないのです💧

 

寝れないようならと眠剤(ベルソムラ)もだしてくれたが、癖になるのが嫌なので使わなかったのが裏目にでたかなー。

 

朝。

回診で「血栓を溶かす点滴を入れることにします」とのこと。

薬の名前を聞いたら ”ヘパリン” だって。

ん?…ヘパリン?

転院前の呼吸困難の悪夢再びじゃないの!?

と思ったら、しっかり裏付けがあるようで安心した。

 

化学療法を始めて尿管を外してからと言うもの、尿器で尿量の計測をしております。

この頃のオシッコの回数は、2時間に1回ほどだから、12回も行ったかな?

筋肉量が落ちた影響で、ベッドから立ち上がるのがツラい!

ふくらはぎパンパン筋肉痛状態です。

 

午後、医学部の研修生が今日で最後と聞く。色々と世間話などを話しながら足湯をやってもらって満足。この先も頑張ってねと励まして送る。

 

夕方から39.4℃の高熱地獄の開始。

どうやら一番恐れていた白血球が異常に少なくなっているのが影響だと。

化学療法を始めて10日後くらいに必ずと言っていいほどこうなるらしい。

これを持ち直すには、また数日かかりそう。

昨日まで、あんなに調子良かったのに…。

 

夜、眠剤飲んだからなのか、単に身体が弱ってるからなのかすんなり眠ることができた。

いや、もしろ眠すぎる!

あんなに効くとは!

おかげで前の日の不眠が嘘のよう。

フットマッサージ機も外れてバンザイ!

 


10/22(金)抗がん剤投与後11日目(1クール)

〜白血球不足中〜

今日はロキソプロフェンに頼りっぱなし。

6時間置かないと使えないのがネックだが、1時間30分で熱が下がるからよしとしよう。

 

今日も2時間に1回は尿の計測。回数多いと容易でない💧

 

ご飯はなんとか食べれている。

↑今日の晩御飯。「ご飯はお茶漬けじゃないと食べれないんです!」

 

そして今日も眠い。

まだ昨日の眠剤の影響をひっぱってるのか?それなら、尿管に戻して勝手に流れるようにして、ゆっくり寝たい(笑)そうすると今度は大の方がだしづらくなるんだよな〜。

 

夜も確実に熱があがる。解熱剤は6時間に1回。しっかり調整せねば。

ただ、点滴量を少なく入るように調整してもらったからか、夜中のオシッコの回数は前日の半分になった。

 

そしてまた就寝時間が来る・・・。